今回紹介するのは以下
・シンボリックリンクの特徴
・ファイルの表示(cat,head,tail,wc)
・画面の表示(less)
・リダイレクト
■シンボリックリンクの特徴
・ファイルの実体ではなく、ハードリンクのファイルを指し示す
・パス名を内容とする特殊なファイル
・パスを読み出してリンク先にアクセスしたと扱う
※他のファイルやディレクトリに成りすましている
・構文
→ln -s リンク先 シンボリックリンクのパス名
※まずは「リンク先」を指定する
※ハードリンクはファイルの実体を指し示している
■ファイルの表示(cat,head,tail,wc)
・cat -n:行番号を表示(空白行も含む)
・cat -b:行番号を表示(空白行は除く)
・head -10:先頭10行を表示
・tail -n -5:末尾5行を表示
・wc -l:行数をカウント
・wc -w:ワード数をカウント
・wc -c:文字数をカウント
※wcのみオプション無しの場合、行数とワード数と文字数を全て表示
■画面の表示(less)
・:p:前のファイルを表示
・:n:次のファイルを表示
・d:半画面進む
・u:半画面戻る
・スペース:1画面進む
・b:1画面戻る
・/:検索文字列を入力
・n:次の検索文字列へ進む
・N:前の検索文字列へ戻る
※よく使うのは、1画面分進む/戻る(スペース/b)と検索文字列の進む/戻る(n/N)
■リダイレクト
・コマンド > ファイル:コマンドの結果をファイルに保存
・コマンド >> ファイル:コマンドの結果をファイルに追記
・2> ファイル:エラー出力をファイルに保存
・2>&1:エラーメッセージをファイルに書き込む(※1=正常も2=エラーも)
※エラーも書き込めることと覚えておく