今回紹介するのは以下
・ls:ディレクトリ内を表示する
・cp:ファイルやディレクトリのコピー
・mv:ファイルやディレクトリの名前変更と移動
・rm:ファイルやディレクトリの削除
・cp・mv・rmの共通オプション
・mkdir:ディレクトリを作成
・rmdir:空のディレクトリのみ削除
・touch:空のファイルを作成、またはタイムスタンプの変更
■ls:ディレクトリ内を表示する
書式
・ls オプション ファイルまたはディレクトリ
オプション
・-l:ファイルの詳細情報を表示
・-a:隠しファイルを表示
・-R:配下のディレクトリも表示
・-t:更新した時間順に表示
・-r:逆順に表示
・-h:ファイルサイズの単位を読みやすい形式で表示
※-R(配下ディレクトリを表示)と-r(逆順に表示)は大文字小文字でも意味は全く異なるので注意
■cp:ファイルやディレクトリのコピー
書式
・cp オプション コピー元 コピー先
※まずは「コピーしたいファイル」を指定
オプション
・-f:コピー先の既存ファイルを強制的に削除して上書き
・-i:コピー先を上書きする前に確認
・-p:ファイル情報(更新日時や所有ユーザーなど)を変更しない
・-r、-R:ディレクトリごと再帰的にコピー(※大文字でも小文字でも同じ意味)
■mv:ファイルやディレクトリの名前変更と移動
書式
・mv オプション 移動元 移動先
※まずは「移動したいファイルやディレクトリ」を指定
オプション
・-f:強制的に上書き
・-i:移動先を上書きする前に確認
※ディレクトリの削除時はオプション(-r、-R)は不要
■rm:ファイルやディレクトリの削除
書式
・rm オプション ファイル
オプション
・-f:確認やエラーメッセージ無しに削除
・-i:削除時に確認メッセージを表示
・-r、-R:ディレクトリを再帰的に削除(※大文字でも小文字でも同じ意味)
■cp・mv・rmの共通オプション
・-f:確認やエラーメッセージ無しに強制実行(コピー・移動・削除)
・-i:実行時に確認メッセージを表示(コピー・移動・削除)
・-r、-R:ディレクトリを再帰的に削除(コピー・削除。移動は無し)
■mkdir:ディレクトリを作成
書式
・mkdir オプション ディレクトリ名
オプション
・-p:途中の複数ディレクトリを一気に作成
※オプションにf(強制実行)や-i(確認メッセージ表示)は無し
■rmdir:空のディレクトリのみ削除
書式
・rmdir ディレクトリ名
※オプションは無し
■touch:空のファイルを作成、またはタイムスタンプの変更
書式
・touch オプション ファイル
オプション
・-d:指定した日時に更新