今回紹介するのは以下
・Webページの閲覧について
・Linuxの端末のインターフェースについて
・Linuxのパスワードについて
・補足:オープンソースソフトウェアとパブリッククラウドについて
■Webページの閲覧について
・プライベートブラウジングとはどんなものか。
→閲覧したWebサイトや検索したワードなどが保存されない。
・インターネットブラウザにおけるcookie(クッキー)の特徴。
→cookieを有効にすることで、過去にログインしたwebサイトへ自動的にログインできる。
→プライベートブラウジングを用いることで、ブラウザの使用を終えた後のcookieを削除できる。
→広告業者などによって、ユーザーが閲覧・購入した商品の広告に利用される。
・インターネットブラウザでcookie(クッキー)を無効にした場合に発生すること。
→利用中のサービスへ自動的にログインできなくなる。
■Linuxの端末のインターフェースについて
・マルチユーザー・マルチタスクのOSであるLinuxにおいて、ターミナルとコンソールはどんなものか。
→ターミナル(terminal:端末)はマルチユーザーごとの入力(キーボードやマウス)と出力(ディスプレイ)環境。
→コンソール(console:制御卓)はLinuxサーバーと直接接続された端末。
・Linuxで操作を行うユーザーインタフェースについて。
→GUI(Graphical User Interface)マウスやタッチパネルなどでアイコンを操作して、直感的なインタフェース。
→CUI(Character User Interface)文字を入力することで操作を行い、結果も文字で得るインタフェース。
→CLI(Command Line Interface)※CUIと同じ
・Linuxとは独立したソフトウェアでありながら、Linuxのデスクトップ環境である「GNOME」や「KDE」に利用されているシステム。
→X Window System
■Linuxのパスワードについて
・Linuxパスワードの設定と変更について。
→rootユーザーのパスワードはrootユーザーにのみ設定可能。
→rootユーザーは全ての一般ユーザーのパスワードを変更できる。
→一般ユーザーは自分のパスワードのみ変更ができる。
・Linuxにおける一般ユーザーのパスワードの扱いについて。
→パスワードを忘れた場合は管理者に再設定を依頼する。
→パスワードはファイル(「/etc/shadow」)として保存されるが、暗号化(ハッシュ化)されており一般ユーザーは参照できない。
・Linuxにおけるパスワードポリシーの設定の例。
→例1:長さを一定(8文字)以上にする。
→例2:記号や数字を1文字以上含むようにする。
→例3:辞書に登録されている単語(password, happyなど)をNGにする。
→例4:パスワードの有効期限を設定する。
■補足:オープンソースソフトウェアとパブリッククラウドについて
・企業において、OSS(Open Source Software=オープンソースソフトウェア)を利用するメリット。
→ベンダー(開発元)に依存していないため、ライセンス費用などのコストを抑えられる。
→ソースが公開されているため、改造や保守がしやすい。
・企業において、OSSを利用するデメリット。
→サポート(コミュニティ)への対応に懸念がある(窓口や言語、リアルタイム性など)。
→ライセンスの知識を持った人材を確保、または育てる必要がある。
・パブリッククラウドのサービスを利用するメリット。
→物理サーバーを置く場所のスペースを節約できる。
→物理サーバーに関する知識やメンテナンスが不要。
→サーバー数の調整が、サービスなどの負荷に合わせて容易にできる。