Linux(Linux Essentials)6-2.復習編2

1‐1から5‐4までの中から間違えやすい点を復習しています。
今回はアソート形式で紹介。






ディレクトリとデバイス
デバイスドライバとは。
バイスを動作させるためのソフトウェア。
カーネルモジュールとして必要に応じてロード&アンロードが行える。
→いくつかのデバイスドライバは予めカーネルに含まれている。


・デバイスやドライバの情報が格納されているディレクトリ。
/sys(※/devではないので注意)


・メモリ上に作成されたファイルシステム
/proc(※プロセスやシステムリソースの情報)
/sys(※バイスやドライバの情報)


・アプリケーションの一時ファイルが格納されるディレクトリ。
→/var/cache


アーキテクチャに依存しないファイルが格納されるディレクト
→/usr/share(※マニュアルやドキュメント)
/optはアドオン(拡張)アプリケーションを格納。


・ホスト固有で使用するプログラムや設定ファイルやドキュメントを格納するディレクトリ。
→/usr/local


クラウドサービスについて
SaaSソフトウェアをサービスとして提供する。


SaaSのユーザーは用途に合わせてサービスを利用する。
→実行環境とソフトウェアの開発をするのはPaaS


■システムとプロセスなどを確認
PSコマンドで出力されるもの。
稼働している全プロセスの情報。
※PID、CPU、メモリ、STATS、開始時刻など。


・ログインユーザーのユーザー名、端末、ログインホスト、ログイン時刻、実行中プロセスを表示。
w


・システム全体のメモリ量(使用中、空いている)を調べるコマンド。
→free:メモリ容量とスワップ容量を表示。
→top:ヘッダ部分で表示。


・topコマンドで確認できるもの。
→システムで稼働しているプロセスの数
→最もCPU使用率メモリ使用率が多いプロセス。
※プロセスの実行状態をリアルタイムで参照。


・現在ログインしているユーザーや所属しているグループを確認する方法。
id
group
※whoやwhoamiやwは違う。


■ユーザーの情報や追加削除
・UIDとGIDについて。
→rootユーザーは常に0が割り当てられる。
→UIDはユーザーに、GIDはグループに、それぞれ割り当てられる一意の値


・ユーザー追加時にホームディレクトリが何処に作成するかを確認するには。
→useradd -D
作成自体はされない。他にはログインシェルやパスワードの有効期限が表示される。


・idコマンドと同じ情報を表示するファイル。
→/etc/passwd(※ユーザーのアカウント情報)
→/etc/group(※グループ情報)


Linuxのアプリケーション
LinuxのWebサーバアプリケーション。
NGINXhttpd
Sambaはファイル共有なので混同しないこと。


・ファイルサーバーやプリンタサーバーなどの機能を持ち、WindowsOSと同等の機能をLinux上で実現する。
Samba(※ファイルやプリンタを共有)
LibreOfficeはオフィススイートなので混同しないこと。


■ファイルのアーカイブ化と圧縮
ディレクトリをgzipやxzなどの圧縮コマンドで圧縮するには。
tarコマンドアーカイブ化してから圧縮する。
例:tar -czf アーカイブ対象ディレクトリ.tar(オプションzでgz形式で圧縮する


・tarファイルをgz形式で圧縮する。
gzip ファイル名.tar


■ファイルの移動や操作について
・ファイルを移動するコマンドmvのオプション
→-f:強制的に実行。
→-i:実行前に確認。
-rオプションは存在しないので注意。


・ファイル「file01」をサブディレクトリ「Subdir01」へ移動させるコマンド。
→mv file01 Subdir01/file01
→mv file01 Subdir01/
※この場合、mvコマンドにオプションは不要


・空のディレクトリを削除するコマンド
rmdir ディレクト
→rm -r ディレクト
-fオプション(※強制実行)は存在しない


・ファイルの最終更新日を指定した日付に変更する。
→touch -d "日付" ファイル名
※オプション「-d」で更新日を指定すること。


■パッケージとディストリビューション
RedHatディストリビューションの特徴。
→パッケージ形式は「パッケージ名.rpm
→インストールは基本的にrpmコマンド


■ファイルやスクリプトの検索
・ファイルからgrepコマンドでaから始まる3文字以上の単語を抽出。
grep 'a..' ファイル名
※「.」(ピリオド)一つで任意の一文字に相当。


・ファイルから文字「$」の有る行を抽出する。
grep `\$` ファイル名
※「\」はバックスラッシュ


・moreやlessコマンドのページの操作。

ページ先頭に移動:g(※lessのみ)
1ページ分上にスクロール:b
終了する:q]
1ページ分下にスクロール:スペースキー(※文字キーではないので注意すること!)
ページ末尾に移動:G(※lessのみ)

※大文字/小文字のG/g先頭/末尾と覚える。


■ハードディスクとパーティション
・ハードディスクにパーティションを作成するコマンド(※GPT方式にもMBR方式にも対応)。
partedgdisk
※fdiskはMBR方式のみ


■標準出力
標準エラー出力へメッセージを出力して上書きするコマンド構成。
コマンド 2> ファイル
「2>>」は存在しない


IPアドレスとホスト名の正引き&逆引き
DNSのリソースレコードの中身。
→CNAME:ホスト名(FQDN)の別名
→MX:メールサーバー
SOAゾーンの情報
→NS:DNSサーバー名
→A、AAAA:IPアドレスIPv4IPv6
→PTR:IPアドレスに対応する名前


ドメインPing-t.com」のIPアドレスを調べる時に使用するコマンド。
→host
※使用例:host Ping-t.com


DNSの正引きと逆引きが行えるコマンド2種類。
hostドメイン名を指定すればIPアドレスIPアドレスをすればドメイン名が表示。
nslookupDNSサーバーとドメイン名とIPアドレスが表示。


<コマンドに関する情報>
・cpコマンドに指定できるオプションを確認したい時のコマンド。
info cp
man cp